• 主に長崎県、佐賀県を中心に元刑事のキャリアを活かし行政書士&災害危機管理に取り組んでいます。

加齢と覚悟

久々の投稿になった。今回は、わが身の現状について打ち明けたい。私は、前職を退職して以降、早朝ウォーキングをやってきた。雨の日以外、毎日欠かさず、1時間のウォーキングに汗を流し、健康を維持してきた。いや、維持してきたつもりだった。

その症状が出始めたのが昨年暮れのことである。ウォーキングを開始してから5年目の年であった。左股関節部に痛みを感じるようになり、ウォーキングにも支障が出てきた。当初は、疲労が溜まっているのだろうと安易に考えていたが、歩くたびに鈍痛が生じ、片足を引きずるようになってきた。

それでも、筋肉が張っているのだろうとしか考えていなかったから、硬いボールを患部に当て、マッサージをやっていた。ところが、ウォーキング時の鈍痛が疼痛に変わっていき、次第に激痛も走るようになってきた。寝返りする際にも痛みに襲われることがあった。

そこで、医療機関に勤める親族に相談し、とりあえず専門医を受診することにした。MRIを始め、各種検査を行った結果、診断名は「変形性股関節症」ということであった。しかも、かなり症状が進行しているという見解でもあった。

この変形性股関節症は、年齢とともに進行する関節症の一種で、高齢者に多発する症状であり、股関節の軟骨が摩耗し、骨同士がこすれ合うことで痛みやしびれが生じ、歩行困難をきたすというものである。

私の場合、既に骨が欠損し、しかも骨内に水が溜まっており、症状を止めるには、再生治療しかないということだった。要するに、人口骨(ボルト)に置き換える手術が必要だということである。

「どうされますか?」医師から所感を問われた。当該手術をするかどうかの判断を求められた。「ちょっと考えさせてください」その時点ではそう答えるしかなかった。迷っていたからだ。どうしても異物を体内に入れることに抵抗があり、回答は次の通院まで保留した。

その間、自分なりに調べてみた。「リハビリで元のように歩けるようになった」「手術したら、痛みに悩まされることがなくなった」「旅行にも行けるようになった」……これらの体験者の話が私の迷いを払拭し、家族のアドバイスが私の決意を後押ししてくれた。次回の通院時、担当医には「お願いします」と回答した。7月に手術する予定である。

変形性股関節症を発症する前、早朝ウォーキングにジョギングも取り入れていた。まだやれるという自負があった。前期高齢者に突入したものの、どこかで他人事とみていた。しかし、ウォーキングそのものができなくなり、想いとは裏腹に体は衰えていたのを痛感した。

医院では、連日当該手術を行っているという。それだけ関節症というものが高齢者にまん延している証なのだろう。私を襲った股関節の痛みによって、私自身、加齢と覚悟を意識せざるを得なかったのである。

 

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